プロフィール
著者(PN):
月下香治
(かすか・よしはる)
Yoshiharu Kasuka

メール
y-kasuka@jewelryeyes.net


2004年9月18日

2004年9月24日



2004年9月22日(水)

Google捕捉

 当サイトが再稼動を開始して、1週間が経ちました。
 カウンターを見ると、奇特な方にご訪問いただけたようで、実にありがたいことです。しかし、(実はROSES連絡網も私用したのに)この程度の数ではやはり若干寂しい気がしますので、左欄に「当サイトへのリンクは自由です」の文言を追加することにしました。
 これが、「公開しながら構築する」ということなのでしょうか。こういうことは最初に決めておくべきことではないのかという気もするのですが。
 さて、事程左様に裏で好き放題をかこちながら更新を進めている当サイトでございますが、このたび、表題のとおり、検索エンジン『Google』に当ページが登録されました。
 「jewelryeyes」とか「ジュエリーアイズ」とかいうキーワードで検索すると10件前後のページがヒットしますが、当サイトはなんとトップに表示されます。当サイトが「ジュエリーアイズ」の公式サイトとして認定されたようで、非常に嬉しいです。「ジュエリーアイズ」なる無名の謎語を掲げて公式サイトを云々するのもおこがましいような気もしますが。なお、世の中には「jewelryeyes.info」なるサイトもありますが、当サイトとは一切関係ありません。
 「jewelryeyes」とかいう当サイトに関係の深いキーワードだと、一致度というような原則が働くので当サイトが上位に来てしまい、Googleランキングが推定できません。そこで、これまで日記に書いてきた中で珍しい単語をピックアップして検索してみることにしましょう。
 まずは、初日、9月15日の日記に登場する「"学究者"」という単語で検索してみると(引用符""がないと、「学究」と「者」というふたつのキーワードに分割されてしまい、数万件もヒットしてしまう)、約800件のページのうち、100位前後に当サイトが登場します。けっこう上位のような気もしますが、一般のネット利用者がたどり着けるような位置ではとてもありません。
 次に、9月18日の日記に登場する「"半素数"」という単語で検索してみると、日本語のページは3件しかありません。当サイトはその3番目、最後です。これくらいの母数では当サイトが最低レベルだということは断定できませんが、それほど上位と言うことでもないというのは、まあ事実でしょう。しかし、検索ページの1ページ目に登場したというのは、アクセサビリティという点で実に意義深いことです。
 私は「半素数」という単語をよく知られた概念だと思って使用していました。実際、英語「semiprime」は3000件程度ヒットします。しかし、この検索結果を見ると、日本ではあまり知られていないと断じるほかありません。
 では、私はどこでこの単語を知ったのでしょう(私と同じくこの単語を使う他のふたりも)。私の場合は、翻訳の通俗的な数学解説書『数の事典』(D.ウェルズ著・東京図書)でした。ということは、海外ではよく知られているが日本では少数の翻訳書でしか紹介されていない特殊な科学用語というのが狙い目ということでしょうか。ちょっと実験してみましょう。
 ―2005年3月15日より運用が開始される学術サイトで、「ホフスタッター・コンウェイの10,000ドル数列」に関する研究を発表します―
 …とか宣言してみるとどうなるのか、結果は判明し次第、発表します。
(注:Googleでは、一時的に過去の調査結果が表示され、検索順位が上下したり、検索されていたページが検索されなくなったりするという、いわゆるGoogleダンスという現象が起きることがあります。ここで紹介した結果はまだ不安定で、皆様があらためて検索した際にはこの通りの結果が得られない場合があります)
 なお、Googleの2回目のクロールは9月17日にありましたが、その時点で既に9月18日の文章が収録されています。実は、私は主に夜間にサイトの更新作業をしているのですが、午前0時を境に日付が劇的に変化するのに対応するのが煩わしいので、特に時刻を特定するのでない限り、午後6時以降の更新では翌日付で発表するという方針をとっています。そのため、時々3時間ほどフライングすることもありますが、あまりお見咎めになりませんよう、お願いしたいところです。
 私が制作を担当している『GUNS BAR ROSES』でも同じ方針です。ちょうど先日、9月20日に9月21日付で更新作業を行いましたので、紹介いたします。
 『GUNS BAR ROSES』では、同時に運営しているトイガンショップの販促用その他のイラストを外部のイラストレーター様に依頼し、サイトに掲載しています。一部のイラストレーター様には完成したイラストを私のアドレスに送っていただくことをお願いしており、受け取り次第、私が自宅で更新作業を開始することになっています。その日も『STRAY BULLETS』の卍勇様からイラストを送っていただいたので、早速作業に取り掛かりました。
 そのイラストは、『GBR The Gallery』で発表しているオリジナルガンダム小説の登場人物、ブライキン・ブリッツィンガー中尉とスピカ・スカイユ曹長を描いたものでした。スピカは『GUNS BAR ROSES』のマスコットキャラでもあります。ブライキンのキャラクターデザインは事実上卍勇様ですが、スピカを描いていただいたのは初めてです。スピカも、卍勇様が描いていらっしゃる他の女性キャラと同様、けっこう精悍に描いていただいております。
 スピカは近頃、ガルマ様の策動によって(『CG LAB』のEXCEL様のご協力を得て)萌えキャラ化の一途を辿っています。一部で「ジオンメイド」として知られているのも、ジオン軍服風ウェイトレスドレスを着た「ウェイトレススピカ」です。物語の雰囲気的には卍勇様が描いたような芯の強そうなキャラが順当かもしれません。ウェイトレススピカの名残はほとんど感じられませんが、あるいはオーバーニーソックスはその名残なのでしょうか。
 ご覧になりたい方は、乱雑なサイトで申し訳ございませんが、『GUNS BAR ROSES』の上から3番目のバナーをクリックしていただき(あるいは直接『GBR The Gallery』をご訪問いただき)、メニューの「GALLERY」をクリックしていただき、左上フレームの「SPICA」をクリックしていただき、左下フレームの一番上のアイコンをクリックしていただくと、右フレームでイラストがご覧いただけます。
 と、このように更新作業が終了したところで、ROSESからお呼びがかかりました。卍勇様へのお礼のメールも、この後に予定していた当サイトの更新も、一日延期です。急いでROSESに馳せ参じてみると、キャプテンがとんでもなく壮大な構想をぶちまけ、私は否応なく巻き込まれることになってしまいました。
 詳しくは、また後ほど…。


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