プロフィール
著者(PN):
月下香治
(かすか・よしはる)
Yoshiharu Kasuka

メール
y-kasuka@jewelryeyes.net


2005年1月13日

2005年1月22日



2005年1月19日(水)

お買い物・その4.5

 1月14日金曜日、難波・日本橋方面に買い物に出ました。
 難波・日本橋といえば、「お買い物・その2.5」(11月23日)でもお話しした通り、私が近所では買えない学術書などを買ったり、パソコン・ゲームソフトなどを見て回ったり、怪しげなお店に立ち入ったりしてよく利用する所です。今回もまた学術書などを仕入れる予定ですが、今回は別に購入予定の商品がありましたので、店頭で見て決めて結局買いすぎてしまう学術書は後回しということにしました。
 ということで、午前10時過ぎ、ソフマップ7号店に向かいました。難波・日本橋にはたくさんの商店があり、本格的に楽しむには半日が必要ですので、私はいつもこの時間に来ることにしています。しかし、難波・日本橋の商店は開店が午前11時という所も多く、ソフマップ7号店もまだ開店していませんでした。
 仕方がないので、予定を変更してアニメイト日本橋に向かうことにしました。しかし、私がよく利用するアニメイト堺東では、学校がある日は午前11時開店(学校がない日は午前10時)という営業形態を採っていますので、ちょっと心配です。アニメイト日本橋も閉店していたら、いつもどおり、ジュンク堂難波店に行かなければなりません。よく考えたら、私がいつも最初に学術書を買うのは、午前10時にはジュンク堂しか開店していないからでした。
 幸いにしてアニメイト日本橋は開店していました。ここで本日のお買い物始め、購入予定の商品を探して回りました。それは、前回難波を訪れ、ソフマップ7号店で未購入の関連書籍がたくさんあるのを発見して購入意欲に火がついた、『To Heart』関連商品です。ここではCDを2枚購入しました。
(ここで、お買い物の模様と、家に帰って実際に鑑賞したときの感想とが交錯することがありますが、いつものことですのであまり気にしないで読み進めてください。また、便宜上、同一店舗で購入した商品の順序を前後して紹介する場合もあります)
 1点目は、ドラマCD『To Heart Piece Of Heart』(KICA 5051・フィックスレコードキングレコード・2415円)。パソコン版『To Heart』ではヒロインのひとり、HMX-12マルチと対比されるだけの存在で、プレイステーションに移植されてヒロインが増員されてもまだ脇役で、アニメ化されてもちょこっとしか登場する機会のなかったメイドロボHMX-13セリオを主人公に据え、多くのセリオファンを全国に一挙に出現させることになった伝説のラジオドラマ『Piece Of Heart』をCDに収録したものです。私も大学時代、下宿のラジオで聴いて密かに涙したものです。セリオファンの端くれとしてセリオさんの原点ともいうべきこの作品を手元に置いておきたいと考え、購入することにしました。
 ということで、久しぶりに聴いてみました。
 …。マルチ…。
 あ、いやいや。
 不覚にもマルチの登場シーンで感じ入ってしまいました。さすがは冷めたゲーマーも涙するマルチシナリオの凄まじさ、当代随一の萌えキャラというのも頷けるものです。セリオさんのほうはというと、淡々とした口調ながらも真剣に苦悩する様子が窺える、こちらも感動的なドラマに仕上がっています。やはり買っておいてよかったと思います。
 2点目は、『大好きだよ(Into Your Heart)/それぞれの未来(あした)へ』(FCCM-0059・谷咲ナオミ/池田春菜・フロンティアワークス・1260円)。アニメ(第2部)『To Heart 〜Remember my memories〜』のオープニング/エンディングテーマ曲です。アーティストの異なるオープニング・エンディング曲を同時に収録しているというのは、アニメファンにとってはお得感があります。
 実は、アニメ『To Heart』(第1部)のオープニングテーマ『Feeling Heart』(中司雅美・フィックスレコードキングレコード)も探していたのですが、見つかりませんでした。古い作品ですから、置いていないのかもしれません。CDコーナーの陳列棚もマキシではないシングルCDが置けないような構造になっています。また別の機会に探すことにしましょう。
 ということで、なさそうな物を探し回っている内に午前11時が近付いてきましたので、ソフマップ7号店に向かいました。
 まずは関連書籍コーナーへ。前回のお買い物で発見した、スタジオDNA以外のアンソロジーを買うのです。宙出版のはあらかた買ったと思われますので、今回は別の出版社です。よく見ると巻数にところどころ抜けがあるようですが、古い作品ですからそれも仕方ありません。ということで、『To Heart 4コママンガ劇場(4)/(5)/(6)/(7)』(エニックス・各650円)を購入しました。2000年〜2001年に刊行された作品ですので、出版社名も「エニックス」です。
 さすがはエニックスのアンソロジー、『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』でお馴染みの作家様方が『To Heart』の4コママンガを描いていて、意外感があります。こういうのはきっと、出版社ごとの囲い込みなのですな。
 では、恒例のセリオさんチェックを。4巻から7巻まで順に、44カット、67カット、49カット、39カットでした。冊子の薄さの割にはセリオさんの登場が多くて、実に嬉しい買い物です。4コママンガ集ということで、1ページにコンスタントに8コマあるのが効いているようです。
 よく見ると、『To Heart Piece Of Heart』のブックレットにもセリオさんのイラストが描かれています。そこでチェックしてみると、なんと別冊ブックレットも併せて16カットもありました(いくら私でも、セリオ/役の根谷美智子さんが発声している秒数をカウントしたりはしませんよ、たぶん)。別冊ブックレットには、12人のイラストレーターがストーリーの進行に沿ったイラストを寄せています。これもファンには嬉しいものです。
 「エニックス」というと、思い出すものがあります。私はこの買い物最大の目的を果たすため、ゲームソフトコーナーに向かいました。
 そこは、PS2版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』や『ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート Special』などの魅力的なゲームが立ち並ぶ場所、スクウェア・エニックスコーナーです。コンシューマーゲーム業界最大の雄ということで、これらのゲームもそそられるものがありますが、今季はやはり、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(SLPM65888・スクウェア・エニックス・実勢7680円)でしょう。ということで、とうとう買いました。
 「お買い物・その3」(12月3日)では時間がないことを懸念していましたが、1989年の『ドラゴンクエストIII そして伝説へ』以来、毎作プレイしてきた『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作、私が自らプレイしないで何になりますか。けしてヒロイン、ゼシカの胸揺れに釣られて買ったわけでは…まあ、その話は置いといて。手元に置いておくとずるずると時間が取られてしまいそうなので、1週間ほどで手早くクリアして、昼間からビールをかっ喰らうことで夙に有名な不良主婦ナナイ・ミゲルこと我が妹MAKI.Tに預けておくことにしましょう。
 『ドラゴンクエストVIII』には、スクウェア・エニックスの今季の新製品を紹介するDVD『SQUARE ENIX DVD PRESS 2004 WINTER』が付属していました。見ているとやはり『ドラゴンクエストV』や『いただきストリート Special』がプレイしたくなってきますが、財布が許してくれません。
 ここで、購入予定だった商品はあらかた買い終わりました。時刻は午前11時40分。ちょっと早いですが、お昼を食べに食堂に向かいました。
 向かう先は、前回「とんかつひつまぶし」(1180円)を食べたお店、とんかつKYKナンバ店です。今回は「ヘレとんかつ膳」(1180円)を食べました。
 前回は午後0時ちょっと過ぎに食堂に向かったところ、勤め人の昼休みにぶつかってしまい、結局昼食は午後1時になってしまいました。今回はゆったりと食べることができました。やはり早めに食事を取って正解でした。
 昼食を終え、学術書を物色するためにジュンク堂難波店に向かいました。
 お買い物はまだまだ続きますが、思うところあってここでいったん筆を置きます。続きは近いうちにお伝えしたいと思います。


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