プロフィール
著者(PN):
月下香治
(かすか・よしはる)
Yoshiharu Kasuka

メール
y-kasuka@jewelryeyes.net


2008年1月1日

2008年11月16日



2008年9月15日(月)

とりあえず近況

 前回の記事では、次回の更新は2月中旬ごろと予告していましたが、かなり遅れてしまいました。
 当コーナーは「日記」という体裁をとってはいますが、なにぶん私は遅筆なもので、日記でありながらひとつの記事を準備するのに数日の期間がかかります。大作主義なのです。
 実は私、奈良県のダーツリーグの末席に名を連ねていまして、試合が開催される期間になると、練習も含めて『GUNS BAR ROSES』や『GUNS BAR AXIS』に赴く頻度が上がり、記事の準備が困難になります。次回のリーグ戦も9月17日に開始されますので、その前に今般の無沙汰の釈明と近況の報告をしておきたいと思います。
 前回の記事で予告した2月中旬ごろ、具体的には私の愛するセリオさんの誕生日である2月12日に更新しようと考えていましたが、特に書くべきことが見つからず、見送ることにしました。前回、および前々回の記事におけるアニメ『機動戦士ガンダム00』の評論は、作品に登場する地名を言語学的に考察して社会学的な設定を推測するというものでしたが、1月から2月中旬までは特に目新しい地名は登場しなかったので、第1シーズンの終盤の3月中旬〜下旬まで延期することにしたのです。ただ、2月9日放映の第18話「悪意の矛先」の展開が衝撃的すぎて、書くならばどうしてもその展開に言及せざるを得ず、書くのを断念したというほうが正確かもしれません。
 その1ヶ月後、当サイトの記念日のひとつである3月15日に更新しようとしたところ、ガンダム00の展開が速くなり、最終回まで見守っていたほうがいいとの結論に達しました。視聴率の低迷と放送枠の移動が伝えられるなか、物語類型論的な終盤感たっぷりの展開に、2008年10月放送開始予定の第2シーズンの打ち切りも予想され、気が気ではなかったのです。結局、最終回は適当な余韻を残して終了し、その後第2シーズンの放映の決定も伝えられ、懸念は杞憂に終わったのですが、4月に更新しようと思ったらダーツリーグが始まって更新できなくなりました。前々回での予言のひとつ「ソレスタルビーイングが原理派と懐疑派に分裂する」というのがそこはかとなく的中したというようなことを書こうと思っていたのですが。
(3月に放送を終了したガンダム00を楽しみにしていたキャプテンは、やはりというか何というか、4月から放送を開始した『マクロスF』にはまりました。わかりやすいです)
 5月の連休中、急に今使っているWikiツールをWikipedia並みにしたいと思い立ち、Wikipediaでも使用されているMediaWikiのツールをダウンロードしたのですが、当サイトを収容しているさくらインターネットのレンタルサーバライトでは使用できないということが判明しました。結局、年間5000円の負担増を覚悟して急遽レンタルサーバスタンダードを新たに契約したのですが、さくらとの連絡用メールアドレスをROSESのパソコンだけに登録していたためにパスワードがわからず、FTPソフトでアップロードすることができません。会員ページからアクセスすることはできましたので、数百あるファイルを手作業でひとつずつ、夜遅くまでかかってアップロードすることになりました。Wikipediaと同じということで少々気構えてしまうというところがありますが、かなり面白いツールです。
 6月5日、半年ぶりに我らが大商都、日本橋に赴きました。日本橋に行けば何か記事が書けるのではとも思いましたが、この日購入したのがパソコン関連書籍計約10000円、言語学関連書籍計約10000円、CD計約10000円程度で、他に特に面白い物は見つかりませんでした(帰り道で雨に降られてコンビニで傘を買ったけれど、風が強すぎて差せなかったといったことはありましたが)。ただ、都合により財布の中身が家計簿より20000円少なく、おもいきり買い物ができなかったというような事情もありました。20000円あれば、中古ならば美少女ゲーム3本、DVD3本ほど余計に購入できたかもしれません。
 あまりに長い間更新をしないのも都合が悪いと思い、7月末にダーツリーグが終了するのに合わせて、我が心の愛娘、『水夏』(CIRCUS)のメインヒロイン「名無しの少女」の誕生日である8月2日に更新をしようと、ユーロイデオグラム関連の資料を準備していましたが、私が所属するAXISのチームがリーグ入れ替え戦の対象になったため、8月中にさらに試合が設定され、またも更新ができなくなってしまいました。こうして現在に至るわけです。
 現在私は、キャプテンが推進する『GUNS BAR ROSES』のマスコットキャラクター「スピカ・スカイユ」のプロモーションに協力しています。
 5月ごろ、音声合成式声楽作成ソフト『初音ミク』の存在をどこかから聞き付けたキャプテンは、「自分がやりたかったことはこれだ」と言い出して、今までおざなりにしていたスピカの知名度アップ作戦にのめりこむようになりました。初音ミクのことを調べていくうちにとうとう『ニコニコ動画』にまで行き着いたキャプテンは、今までにほうぼうのイラストレーターに描いてもらったスピカのイラストと、キャプテンがリーダーを務めていたバンド「THE MOYOK2 BAND」の楽曲を組み合わせて、立派なプロモーションビデオを作ろうと企んでいます。
 しかし、キャプテンがどれほど意気込んでいようとも、パソコン関連の作業はすべて私の仕事になります。キャプテンに本当にその気があるのなら、文章の綴り方でも小説作法でも、画像ソフトや動画ソフトの使い方でも、HTML直打ちのウェブサイト作成法やPerlによるプログラミング法さえも、教えてやる技能が私にはあるのですが、パソコンを直感的に操作するという私の性質のせいで、慣れない動画作成までも任されてしまいます。近くに(デザイナーのナナイ・ミゲル以外に)同レベル以上の技能者がいないというのも辛いところです。
 キャプテンは『mixi』や『ニコニコ動画』を駆使して、新たにイラストレーターやネット声優、楽器演奏者等の協力を取り付けています。その情熱はなかなかのものです。しかし、私はインターネットのコミュニケーションツールとしての意義を高くは評価しないというスタンスに立っており、特に上記の両サイトには近付かないという姿勢を貫いてきました(コミュニティが閉鎖的で、権利侵害等についての外部からの批判に対して冷淡、というのが私の印象です)。自宅のパソコンでは『ニコニコ動画』のアカウントを取得していませんので、いくら動画を作成してアップロードしても評価を目に入れる機会が乏しく、技能の向上につながりません。
 このように、少々噛み合わないところもあるプロモーション作戦ではありますが、私としても珍しい技能を修得できるいい機会だと考えて、キャプテンの意向に沿える作品が作れるように頑張っていきたいと思っています。
 さて、次回以降の更新ですが、当コーナーでもたびたび触れていたユーロイデオグラム紹介用小説の舞台設定がけっこう細かい部分まで考え出されていますので、一度ご披露してみようと考えています。まず次回の更新でユーロイデオグラムについて取り上げ、その次の更新で小説の舞台となる国家の設定について表層の部分をご紹介したいと思います。
 それでは、今回はそういうことで。


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